Alpha Case(アルファケース)は、クラフトマンシップの結晶です。
バイオリンの保善、保護の為には本来芯が木枠のケースでなくてはいけません。木材は湿気を吸収してくれますし、適度な弾力がありますから、外力からの衝撃をも吸収してくれるのです。最近は、軽量化、低価格化を求める余り、ケース本来の目的を忘れてしまった、いわゆるプラスチック製品が跋扈(ばっこ)しております。堅いプラスティック枠は、湿気を閉じ込めてしまう上に、衝撃を直接バイオリンに伝えてしまいますし、地球環境への悪影響は計り知れません。 又、湿度計、加湿器、乾燥材など、全く無用な附属品を内装し、高級感を煽るケースも見受けられます。湿度計がはずれてしまい、あたら銘器を傷つけてしまった例はひきもきらず、まして加湿器などはお笑い草にもなりません。急激な湿度、温度の変化がバイオリン故障の元凶ですから、乾燥材など百害あって一理もなしなのです。乾燥しすぎれば表板はひび割れますし、蓋を開ければ、空気中の水分は、乾ききったバイオリンに一気に襲いかかります。バイオリン、ヴィオラ、チェロ、弓の保存は、日本のおだやかな温帯気候の自然にまかせておけばそれで充分なのです。
アルファケースは目方が多少重くなるというデメリットは犠牲にしても、バイオリンのケースは木材であるべし、内装はシンプルに限るべしという、長い間に培われた正しい伝統、知恵を、頑なに守っている職人魂の賜物なのです。
※『篠崎”まろ”史紀の限定コラボ和柄ケース』は、第一弾~四弾まで、全て完売しております。
限定和柄ケース『マロスペシャル』 第五弾//完売//
詳しくは『MARO Special 5』をご覧ください。
NHK交響楽団第1コンサートマスター篠崎史紀『マロスペシャル』限定和柄ケース第五弾//完売御礼//
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